モネ 睡蓮の時 国立西洋美術館
久々の西洋美術館。平日なのに凄い人、なぜかグッズ売り場に長蛇の列。モネの人気は永遠ですね。
モネの絵は、なんだかホッとします。印象派の画家ってみなそうかもしれないけど、モネは、ホッっとする度合いが図抜けてる気がします。
モネは、同じモチーフをこれでもかってくらい作品を残す画家だという紹介でしたが。それはそうなんだけど、ほとんどの芸術家はそうなんじゃないのかなと。
マルモッタン美術館の所蔵品が多数来日だとか。マルモッタンは、パリの外れにあって、モリゾの絵が二階だか三階に展示されていて地下のモネ爺さんの絵と同時に観れる、とっても気分が和む美術館です。オランジュリーも良いけど、モネみるなら、マルモッタンお勧めです。
と書いてると、また行きたくなってます。
さてさて、モネの絵がほっとする理由考えながら見てました。
モネの睡蓮の絵、どこどこの美術館所蔵って書かれていても、へぇそうって感じ。マルモッタンから来ましたよって言われても、モネの睡蓮の絵を一枚でも見たことある人は、既視感しかないんじゃないかと。
ホッとする理由はこれかもしれないと。
海外旅行行って、日本に帰ってくると、ホッとする。あの感覚に似てるなと。
どの睡蓮の絵も、モネだってタッチが絵のなかにあって、シンプルな構図の中に、描描けそうで描けない筆や色使い。コントラスト弱めのい淡い光が、全体から放たれるバランス。そうそう これがモネだって思って、ホッとする。こんな感じじゃないかなと思ってました。
モネ爺さん、写真の勉強するのにとっても良いと思うんですね。
そのあたりは、また書きますかね。
西洋美術館って、企画展はだいたい地下から、上階へ上がるコース。常設展のあるエリアの方が、趣あって好き。常設と企画展のエリアを、くるっと入れ替えて展示してほしいと、以前から思ってますが難しいかな・・。