撮影が好きで、展示も好き
あっというまに今年は、残り二週間。いやはや今年も、いっぱい写真撮りました。
今年、一番感じた変化は、写真を撮って自分で楽しむだけだったものが、作品を展示して観てもらえる環境が継続していて、撮影することも展示することも俄然、好きになりましたね。
誰かに頼まれて撮る以上に、自分が撮りたいものを撮るという行為は、とっても楽しい。もう面白くてしょうかない。ただ、それが、とっても苦しくなる時があるんです。
なんのために撮ってるんだろう? 自分はこの光景に何を求めてるんだろう?って疑問が、沸々と湧いてくる。その疑問は、だいたい、すぐには答えが、みつからない。そういう時はだいたい苦しい。
答えをみつけようと、撮影を続ける。何日も何回も通って撮影する。ウキウキしながら撮影するって感じではなく、なにか見つかるかなって期待よりも不安の方が大きい。
何千枚と撮った写真の中に、撮りたかったのは、これかな?って、ふと気づく写真がみつかる。これだ!!って確信を持つことは、ほぼ無いけど、なんとなく、これかなって、感じ。
そういう、これかな?って写真が、溜まってきたら、そっか、こういうことかって腑に落ちる。
そうすると誰かに見て欲しいな感覚が沸きあがってくる。
いつもね
綺麗ですねって言われると、そうだろうか?って思う。
面白いねって言われると、ちょっと戸惑う。
こんな写真初めて観ましたって言われると、少し嬉しい
どれも瞬間的な自分の反応で、どの言葉も、後からジワジワと喜びのエッセンスが追加されて、記憶と感性に刻まれてくる。要はどれも嬉しい。
そして、また次の作品を観てもらいたいなって思う。
このサイクルになってることが、とっても楽しい。
来年もそういうサイクルを継続したいなって思います。