ニコンのDfが良かった話

 ニコンプラザ大阪が移転すると知り、梅田の用事のついでに覗いてきました。経営不振による影響ですね、残念です。このコロナです、量販店でカメラを触るのは気がひけます。メーカー直営のショールームだと、対策もきっちりやってくれそうな気もしたので普段触らないニコン機を触ってきました。

 オリンパス、キヤノンは常に注目、ソニーは横目でチラチラ。ニコンは興味の対象から外れていて、ほぼ知らない。そんな素人にもニコンの方は優しかった。初めて触りますと白状して案内の人に操作のお作法を教えてもらった。触りながら思ったの、とてもよく練られてます。回す方向がいろいろと逆とか、戸惑う部分はあるけれど感触は悪くない。操作の質問をすると的確に返ってくる。案内の人が眉間にしわを寄せて設定画面とにらめっこしてたソニーとは大違い。レフ機を中心に、ショールームにあるカメラをじっくりと触らせてもらって、ふと気づいた。ニコンのレフ機のシャッター音ってとても気持ちがいい。

 Dfが特に好き。

レトロな見た目のDf。背面はデジタルカメラですが、前からの眺めがとてもいい。単焦点50ミリがついていたけれど、とても似合ってます。グリップが浅いけれど軽いから問題ない。操作系がダイヤルだらけでファインダー覗きながら設定を変えることは難しそう。フィルムカメラみたいに設定を終わらせてからファインダー除くというスタイルなんでしょう。使い込むうちに、サクッとシャッターが押せないストレスがじわじわくると思うので手に入れる気はないけれど、このDf、シャッター音が抜群に気持ちいい。

 10万以下なら、衝動買いしてたかもと思うほど。それくらいよかった。

 D780もD850も、シャッター音が良い。残念なのはニコンのレンズって、どうも野暮ったい。長くなるとその野暮ったさが増幅する。単焦点なら、まぁ許せる。良いではなく許せる。あくまで私感です。もしニコンでシステムを組むならニコンの単焦点とシグマ、タムロンを取り交ぜて使うだろうなと思った。


 軽いことが正義のマイクロフォーサーズ好きですから、いまさらレフ機、それも重量のあるニコンでシステムを組むってことは考えられないけれど。50ミリ一本とD700系やDf手にいれて、気分転換に使うのもいいかもねって思った本日でした。

フィルムカメラが、市場からゆっくりと消えて行ったようにレフ機も徐々に無くなっていくんでしょうか? ペンタックスは頑なにレフ機にこだわる声明を出しましたが・・・。ニコンはどうなんだろう? ミラーレス と共存図る体力はあるのか?? ニコンかぁ 一台持ってても良いかもなぁと・・。

あらこれがカメラ沼ってことなんだろうね。

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