GEAR

京都の感動エンターテイメント ギア-GEAR-個展をやらせてもらった同時代ギャラリーのすぐ上の階にある劇場。京都へ行くなら、これを見るべしと言われるくらい超有名らしいですが、ギャラリーを知るまで知りませんでした。無言劇なので海外の方にも人気。劇場名になっている「GEAR」は歯車で、大きさ、色、形が違っても、それぞれが補いあって連動したとき調和が生まれ、真の美が生まれるということが由来だそう。歯車って形容されるモノには誰かに動かされてるという受動的でネガティブな印象を持ってましたが、調和ってキーワードが入ると心地いい印象に変わりました。ホームページでチケットの事前情報を確認したくらいで、劇の事前知識はほぼ無しの状態で観劇。

 90分、あっというまでした。

人間型ロボットが人間に近づいていく。ざっくりとしたそんなストーリー。小さな劇場ではあるけれど、仕掛けが満載で、とっても見やすい。映像も役者のパフォーマンスも一流でした。笑えたし、最後はホロっとしたし。表情や体の使い方が、とても綺麗。普段劇を見慣れないこともあるんだろうけど役者ってかっこいいんですね。アイドルや役者に憧れるのはこういうことなのかと今更ながらに思ってしまった。カメラを構えてモノを見ることを続けていると自分がどうなんだろう?って気にすることは、ほとんどない。でも撮られる側からすると、撮影者の挙動は、美しい方が気分はいいはず。プロカメラマンと称する人達の中には、身なりに無頓着な人って実は多いからね。清潔感を感じるような表情、身なり、身のこなし方を身につけたいなと、ふと思ってしまった。

これロングラン講演中なんですね。
なるほど、見ればわかります。
また見たいと思いましたから。
超おすすめです。
アートは気づきを与えるモノですね。

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