写真展「照らす 生きた証を遺すこと」

安田菜津紀写真展 オリンパスギャラリー

安田菜津紀さんは、世界各地の難民、貧困者の取材をするフォトジャーナリスト。この個展は身近な方が遺したものを写真て照し、行きた証を刻むというもの。テーマごとのキャプションがグッと写真の本質を貫き心に刺さります。写真は優しいんだけど強い。この強さはなんなのか? 会場で考え込んでしまった。置かれた冊子を読み進むにつれなるほどと唸ってしまった。安田さんは残された方の悲しさではなく、亡くなられた方を見ているんだと。写真を見てもらうこと。そこから始まる何かを期待してジャーナリストとして活動をしている。会場にいた安田さんと少し話をしたが、とてもそんなに強い人だとは思えなかった。とても柔らかいあ感じの女性。でも写真は彼女の眼差しを通して彼女の思いを、ちゃんとを表現していることが素晴らしい。

「写真で伝える仕事」この書籍は、写真を生業にしている方、そうしたい方に是非是非読んで欲しい良書。良い仕事だと思います。きついだろうけどね。

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