写りすぎないように撮る

 最近のテレビは、薄くて枠が細くて本体サイズの割に画面サイズが大きい。我が家のテレビは、そろそろ寿命かなと思う年代物のプラズマディスプレイ。買い替えが頭に過ぎった矢先にコロナ騒ぎで何もしていない。STAYHOMEで自宅に居る時間が長くて映画を見る回数も増えた。買い換えとけば良かったかなとも思う。大きな画面なら楽しさも倍増だろうしね。でも映るから困ってないし・・。カメラの世界もどんどん高画質で高画素になる傾向にあって、パソコンの画面で見るだけならば明らかにオーバースペック。その高スペックなカメラで撮った写真を見ると、ほんとによく写ってます。マイクロフォーサーズのカメラですら凄いと思うけれど、それ以上。どれだけ拡大してもちゃんと写っているところが凄い。きめ細かな肌の質感なんか、丸裸にされる感じ。お肌の敏感な女性には嫌な時代になっているのかもしれないですね。 ある写真家が対談の中で、「今の機材は写りすぎるから、あえてこの古いカメラを使ってるんです」というコメントがあった。なるほどなと。表現したいイメージがちゃんとあると写りすぎない機材をあえて選択することもありなんだねって、今時のテレビを検討しながら思ってました。セルフポートレートなんて、まさにそう。写りすぎない方が絶対いいと断言します。

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