カメラってなんだ?

 写真が面白いと感じ始めたのは社会人になってからですね。学生の頃は、なぜ面白いのか?考えたことも考える気もなかった。押せば誰にでも撮れる。絵画みたいに時間をたっぷりかけて作るモノとは違い、シャッターを押すだけ。なのにアートだと言う。

そんな風に思ってました。本当にごめんなさい。

 一瞬を切り取るその瞬間に行き着くまでの過程に面白さがあるんじゃないかと。そんな経験や感じたことが写真に現れる気がしてます。なにを撮りたかったのか?何を言いたいのか?何を表現したいのか?そういうことも写真として現れてくる気がします。これは凄いことだなぁと。

 例えば旅行や結婚式で、知り合いが撮った写真を見る機会があります。記念写真や記録としての意味は感じても「おっ!」って感じた事があまりない。だけど、写真が上手いと思う人のそれは「おっなんだなんだ」って感じる事が多い。なんだか解らないんだけど「おっ」って発見がある。それはSNS系のページを見回しても「おっなんだなんだ」って思える写真がある作者のページは、他にもそんな「おっなんだなんだ」と思える写真が多い。ものすごく感覚的な事でうまく言葉で表せないんだけど、僕はそう感じてます。


 これは、カメラのテクニックがナセル技か。ちょっと考えてみた。

 カメラは撮れば撮るだけ上手くなるというのは絶対ウソ。カメラ任せのままなんとなくでは絶対上手くはならないと断言したい。構図もそうだしカメラの設定をいじり倒して光の加減や対象のモノをちゃんと見て、あーだこーだ、こーなればあーなる、そういう事をしっかりと身体で感じながら撮りまくる。そうするとこういう時に、こうすると、こういう絵になるという事が解るようになる。そうなれば、自分の描きたい絵に近づける事が出来る。この描きたい絵っていうのが、上手い人にはあるんだろうなって思います。

 とにかくシャッター押せば撮れるってだけでは「おっなんだなんだ」って写真が何枚も何枚も撮れるわけが無い。 逆光の時はこうで、被写体がこの時はこうすると綺麗に撮れるってハウツー本通りにやるのも参考にはなるかもしれない。けれどそんなハウツー通りの光景にお目にかかる事はほとんどない。だから自分の感覚が大事なんだろうなって思います。

 プロのカメラマンってね、どんなカメラで撮ってもその方の色が出るのね。プロが凄いのは、カメラ個々の癖を数十枚のカットで見抜いちゃう事。数少ない自分のカメラですら、よくわかってないのに、これは凄い職人技だと思う。

基本的な技としては、ブレないようにしっかり構えて、四隅に余計なものが入ってないか確認して、しっかりとピントを合わせる、これが基本形。絞りだシャッタースピードだ、ホワイトバランスだとかの基本的な概念は単純だからすぐに覚えられると思います。でもこの先が難しい。

そんな写真が生み出せるカメラにどっぷりはまってます。

カメラ道は奥が深いから面白いんだね。

みまつ ひろゆき

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