マザーハウス 13周年のイベントに参加して思ったこと
もう先々週のこと「途上国から世界に通用するブランドをつくる」こんな理念を持った会社「マザーハウス」のイベントに参加してきました。社長の山口絵里子さんに会ってみたかったから。マザーハウスを知ったのは山口絵里子さんの書籍「裸でも生きる」を読んでみて。その行動力と悔しい思いをしながらも夢に向かって進んでいく姿勢に感動した。今でも読み返すことが多い元気になる本のひとつ。会社の仲間にこの本を勧めて感想を聞いてみたら、まっぷたつでした。僕と同じように思った人と、こんな人とは一緒に行動出来ないという否定派。モノづくりの会社なのに後者の意見が想像以上に多いことに不安を感じました。
イベントは1時間半ほど。社長の山口さん、副社長の山崎さんが、会社の今や方向性を語るというもの。社長の山口さんの印象は、小さなどこにでもいるおねぇ様。終始ニコニコしながら、さらっと語る話は言葉のトーンとは違い重くて深い。不思議な人です。多分自分のこと本気で凄いと思ってないんだろうね。副社長の山崎さんのことを心から尊敬しビジネスパートナーとしての絆の強さは尋常ではない感じ。これは副社長の山崎さんからも同様のことを感じました。
マザーハウスはジュエリーや服の製造販売も始めてはいるけど今も鞄が主流。 応援の意味で手に入れた鞄は、大変使い勝手がよく気に入ってます。土屋鞄の重厚な革の質感には到底及ばないものの軽くて機能的でカジュアル過ぎないバランスが、マザーハウスの味ですね。 途上国で作りました、だから買ってください。ではなく。気にいった鞄がマザーハウス製で、それがバングラディシュで作られたモノだった。製品そのものがダメでは話にならないというあたりまえの軸をもっているところも好感もってます。
夢や志しを忘れるのは「忙しさとお金」。とはっきりと言われた副社長の山崎さん。マザーハウスへ入るきっかけを話されていましたが、この方も熱くて魅力的でした。このイベントはマザーハウス大好きな人が集まってます。そうではない人がこのイベントに参加したら、どんな反応するのか?大変気になります。開始、5分で退出したくなる人が続出しちゃうかもしれません。
でも僕には、これからも応援しようと思えた、ナイスなイベントでした。毎年やってるようなので興味本位で行ってみるのもいいかもしれません。
このメッセージに共感できる方は、おそらく好きになると思います。
https://www.mother-house.jp/aboutus/message.php