INTUITION Works On Paper

直感 紙の作品・宝塚市立文化芸術センター

宝塚市立文化芸術センターは、宝塚ファミリーランドの跡地に建設されてます。敷地内でバザーが行われていたり、平日でも家族連れが、遊びにくるような、アートを生活の延長線上に感じられるカジュアルな、でも本格的な日本では珍しいアートセンター。宝塚歌劇を生み出したおしゃれな関西圏のベッドタウンという地の利。館長である加藤義夫さんは、「街のリビングにしたい」と言われてました。この場所が日本の美術館のお手本になるといいなと思います。

オランダを中心に活動する美術家集団「The Act of Painteing」は、抽象絵画を推し進め人の潜在意識と直感による内面を視覚化することを検証しているそうです。この展覧会は、そんな海外のアーティストの作品と二人の日本人画家、またワークショップで作成された子供達の作品を加え展示されてます。
日本人画家の中村眞弥子さん、柴田千佳子さん、それに館長の加藤義夫さんを加えたギャラリートークに参加してきました。

普段は写真以外の美術系のトークを聞く事が少ないので、とても興味深い内容でした。

・言葉に表せないモノを視覚化するものが抽象画
・抽象画は、言葉に表すことが非常に難しい
・評論家はそんな矛盾するような難しい仕事
・「直感」は、何も考えていないようで、これまで人生の経験をベースに選択し無意識に判断している
・抽象画は何もないところから生まれる。数十枚は描けるが、それ以上描くことが難しい
・子供は天才 自我が生まれた段階から描けなくなる
・アーティストは、自我から解放されるている
・抽象画は自由で作品を観ることで精神の浄化作用がある
・医者にコレクターが多いのは、この浄化の影響
・抽象画は、積み重ねた経験値から人生を物語っているとも言える
・作品を観るというより感じる感覚
・見えないモノを視覚的に表現する
・絵画はメッセージではなく、存在を共有するもの
などなど。

「直感」というタイトルは、トークを聞いてとても納得。中村眞弥子さんそれに柴田千佳子さんの作品は、写真で見るより迫力もあり存在感があります。これだけ大きな作品なのに、色と形のバランスの良さはなんだろう? ずっと見ていて飽きない作品。この日で撤収されてしまう事が、とても惜しい。

この作品のようなインパクトのある写真を撮ってみたいと沸々。とてもナイスなイベントでした。

みまつ ひろゆき

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