ブルーインパルスに見た文化

大阪の街にブルーインパルスが飛んだ。大阪・関西万博の余興ですね。たくさんの人が空見上げて楽しんでたし、感動や勇気をもらったという声も多かったですね。美しい隊列を組んだ6機がスモークで飛行機雲を描く姿は、観ていてワクワクしたし、かっこよかった。ネガティブな印象は持たなかったですね。変な例えだけど、戦時中に見上げた空に、自国の飛行機を観て涙したって話しをふと思い出しました。もちろん経験はありません。

コロナ禍で、医療従事者のためにブルーインパルスが東京の街を飛んだことがあります。それを観た知り合いの病院関係者が、嬉しかったし嬉し泣きしてた看護師さんもいたって話をしていました。ブルーインパルスすごいじゃんと。

お祭りの感覚かな。

お祭りって言うと神様のなんたらって難しい話になるんですが、要は「感謝」がキーワードなんだろうと。それを形にしたものがお祭り。

この手のことすると「そんなとこに税金使うな!」って声が必ず起こる。街の盆踊りや花火大会も同じ。自治体の予算が無く、中止になった話もよく聞きます。街の規模や予算は千差万別だけれど、残念に思ってる人も多いと思う。

そうね「感謝」です
 それを忘れてしまった時点で人間の社会はとても窮屈なものになる。昔からお祭りが続いてるのは、きっと「感謝」するという人間の本能が文化として根付いているからなんだろうと想像するんですよね。それを形にして皆で共有するってことは、きっと人として大切なことなのかなと。

いろんな意見はあると思うし、こんな短い文で書ききれないけれど、なんとなくでも空見上げて、嬉しくて気持ちがふっと軽くなる。
そんな人が何十万にもいたと思うから、良かったんじゃないかな。
こんなの、個人や小さな組織で、経験しようと思っても実現出来ないことですからね。

ありがとって言えたら言いたいです!

そうね、見上げて楽しんだ人、すべてにかな。

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