写心という造語

「心を写す写真家」そんなフレーズで売り出してるカメラマンって少なくないですね。夏になると怪奇現象的な写真を解説する番組が昔よくありました・・という話ではなく、心が写るってどういうことなんだろう。
 今ひとつピンと来なかったりするんですが、その人らしい写真というものは存在すると思う。その人らしさって何から来るんだろう? ここまできてなるほどと思いました。その人らしさをカメラマンが感じ取って、その人らしさを写真に収めて、その人となりを、写真を通して伝える。そういうことかもしれないですね。
 優しい人なんです。怖い人なんです。神経質な人なんです。大雑把な人なんです。とこんなふうに。ネガティブなイメージで撮られたいと思う人は少ないので、ポジティブな形容詞が好まれる事にはなるんだけど、その人らしい写真を撮ること。これが心を映すという意味になるんだろうと思います。
自然体を写真に納める事はとても難しい。心を写すことが得意ならば、それは素晴らしい特技だと思います。


ただ使われ過ぎのような気もしてます。

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