個展4日目を終えて思うこと

 今回は、初めての体験なので雰囲気を楽しもうとずっと在廊してます。平日はそれほど人が来ないんじゃないかと思ってましたが、想像以上に来てくれます。全く人がいない時間帯は、自分の作品と何度も何度も向き合える贅沢な時間として使ってます。カメラで撮った写真はディスプレで完結してる人が多い中、この素敵な空間にライティングも施され、額装して正装された作品達を独り占め出来る機会ってそうは無いですから。見ていただいた方の反応も興味深く、肯定的な人も否定的な人もいます。それぞれがそれぞれの価値観をもった人達ですから、全部正しいんだと思います。これまでも写真を見てうまいと言ってくれる知人はいました。これまでの関係性から僕のファンだと公言して作品を見に来てくれる人もいます。とてもありがたいです。僕の存在を否定する人は間違いなくこの場所には来ないと思いますからね。

これまで全く関係性がない方は、どうなんだろう?とても興味がありました。

一部紹介すると

・一枚の写真の前で、うっすらと涙を流していた女性。聞いてみると、気分を変えたくてなんとなく、ここへ入った。優しい色使いの写真が並んでて、来てよかったと心から思ったら嬉しくて泣いてしまった。

・アートなんて興味無いと思ってたけれど、入り口の写真を見て、入ってきた。写真でも絵みたいになるんですね、すごくいい。

・DMをたまたま見つけ楽しみに来ました。ずっと写真をやってますが、こんなアプローチは初めて見た。面白い。

・美術系の大学に通うことになりました。いろんな作品を見て回ってます。写真もアートなんですね。よかったです。

・新幹線によく乗ります。見たことがある場所なんだけど、こんな風には見てなかった。また新幹線に乗りたくなりました。

・手前と遠方の時間の流れが違うのが不思議。

・いつも目の前のことばかり気にしてる自分が小さく思った。遠く(ゴール)はどっしりと動かないんですから。

・友人から誘われて来ました。爽やかな気分になりました。来てよかった。

みんな僕が写真を撮ったことで繋がったご縁ですね。

 作品が綺麗だという理由でも。テーマ性に惹かれてでも、僕という個人に興味を持っていただいても、とっかかりはなんでもいいんです。僕という存在を写真を通して認めてもらえるのは、とても嬉しい。作品が、誰かの心の変化を促すツールになっていると実感出来てます。

今回のテーマ 「Lifespeed Automatism by shinkansen」は、受動的に生きていける世の中で、能動的に生きる意味を問いかけてます。染み付いた視線の癖を、少し変えて見る。そうすると見える景色が変わることがわかります。自分らしく生きるスピードはどうだろう? 快適なスピードは人それぞれ。AIを始めとする文明の進化は、人が生きるスピードまでも変えてしまいます。身を任せるだけで良いんだろうか?そんなことを表現してます。

 残り2日になりましたが、見にきていただければ嬉しいです。

同時代ギャラリー(京都)
3/9−14
 Life speed -Auomatism by shinkansen

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