アサヒカメラ休刊に思うカメラのこと

 カメラ雑誌の「アサヒカメラ」が休刊になる。気になる特集の時に買う程度だったけれど、カメラ雑誌の中では一目置いてました。広告収入がコロナの影響で激減したことが理由のようです。今はどのメディアにも言えることだけれど、広告ありきの記事になっている。それを理解した上で記事を読むようにしてますが、この雑誌の特集は、それでも頑張ってたと思う。今月号は「今こそフィルム」ですからね。
 最近のカメラ業界は苦しい状態が続きます。ニコンが、大阪のサロンを閉鎖したり。オリンパスだってカメラ部門は苦戦、経営判断として、いつ捨てられてもおかしくない状況だと言われてます。カメラ部門の撤退はないと表明したら株価が下がり、撤退の可能性も否定しないと発言の修正をすると株価が上がるほど。スマホが凄いですからね。マーケット全体が縮小する中、カメラの心臓部になるセンサーをソニーが独占してることも、問題を大きくしてると思います。
 これからのカメラは少数のプロを意識した高機能高性能で高価なカメラばかりになっちゃうんでしょうか。デジタルカメラの出始めは、半年、一年で、性能が劇的に変化して、古いデジタルカメラをあえて選択する理由が見当たらなかった。今はある程度、性能も成熟してきて、10年くらい前のカメラでも十分な性能。そうなると中古市場が活性化する。新しいカメラと中古市場の棲み分けが出来て、それはそれで良いことだとは思う。ただ中古市場が繁栄してもカメラメーカーには恩恵が少ない。やはり新製品が売れることがこの業界が活性化する前提になると思います。その新製品だけど、今は、とにかく高価格、高画素、動画性能重視の方向へ行ってる感じ。本当にそこかな?と思ってしまう。
画素数競争は2000万画素で十分。そう思う人多いと思うんですよね。僕もそう。分かり易い数字を宣伝文句にすると、それに飛びつく購買層は一定数いるし売り方としてわからなくもない。キヤノンもニコンも最上位の機種の画素数は、大きくない。ちゃんとメーカーも解ってるんだけどね。
アサヒカメラの表紙に「94th since1926」とあります。とても残念です。

みまつ ひろゆき

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