opportunittyという考え方

 絵画と違い写真の大きな特徴は、偶然性があること。こう撮りたいというイメージがあって被写体もそれに合わせ撮影をする、これは絵画的だと思います。意図していない瞬間だったり、動きだったり、それが加わるのが写真。それが面白さにも繋がっている。この思いがけない瞬間に遭遇する確率は、上げられるという話。

 英語には「opportunity」と言う言葉あります。これは「努力で得た好機」という意味のもので、ラッキーで片付けられる「偶然訪れた好機」とは区別して使われるようです。日本語でそういう言葉を知らないのでこの言葉を知った時は、面白いなと思いました。

 カメラの進歩により写真にはラッキーが多いにあります。だからこそカメラを楽しむ人が増え素晴らしい作品がいきなり出てくる。それも楽しい。そのラッキーを継続的に生み出すための努力をして作品を出し続けていける人が真の写真家なんだろうなと。
 スマホのカメラの進歩もすごいですし面白い時代になったと思います。だからこそ、写真家は努力を続けることが出来るんでしょうね。

写真はもっと自由に。

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