思考が磨かれる時

何かが浮かんだけれど考えがまとまっていない時に、誰かに話してみると考えがまとまることがあります。会話が成立することもあるし、相手のうなずきだけを見ることもある。人の反応が刺激となることで、ぼんやりしたことが削ぎ落とされて、輪郭が浮かびあがるんだと勝手に解釈してます。まとまらない話しを聴く側も大変だと思うけれど、クリアになりたいので、この技はよく使います。
 よく似たことが、本屋でも起こります。
本の表紙、背表紙をランダムに見ながら本屋の中を歩きまわる。気になるフレーズやイメージがバンバン入ってきて、温めていたアイデアや経験、忘れかけていたことに化学反応が起こり、新しい何かが生まれている感覚になります。
美術館でも、同様の感覚になることが多いです。本屋と違うのは、美術館の場合は、一枚の絵や写真をじっくりと深見している最中に、それが起こります。よくわからない作品の前では、直感的に、なんだろ?と思いつくままキーワードを頭のなかに浮かべてみる。メモがあれば、それを書きなぐります。有名な作品の前では、なぜこれが有名なのか?と。とにかく目の前の作品から見える事実をベースに探求していく。派生して自分の中で何かが発見できることを楽しんでます。

1枚の写真の前で、じっくり向き合ってみる。過去の経験や思いがブレンドされて思考が磨かれる。とても大切な時間ですね。

みまつ ひろゆき

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