旅が必要な時

まとまった休みを取って鹿児島へ行ってました。

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見るたび、紛争とは?って考えることが多くなってました。個人的な争い。集団によるいじめや差別。利権がらみ。肌の色、人種、思想、価値観の違いで起こる紛争もある。
互いの違いを認め尊重し多様性を認めあうことを良しとする社会は、綺麗事で上部だけの世界なんだろうか?

ロシアによる暴挙を誰も止めることができていない。

信念を貫くことで対立が起こるのは、時代が教えてくれます。主義主張が異なる時は話し合いで妥協点を見つけるしかないことも。話し合いが叶わない時はどうするのか?妥協点を見つけられない時は、どうするのか?


答えが見つかるとは思わなかったけれど、ふと今ではあり得ない特攻隊のことが浮かんだんです。
特攻隊の基地があった鹿児島の知覧と鹿屋に行ってみたいと衝動的に思ってしまった。

特攻で犠牲になった方の行動や言動を資料を通して見てきました。
終戦から既に77年が経ってます。

あの頃は、命は国に捧げるものだという価値観が主流。
それを疑うことすら許されなかったという時代。

あの頃は誰も日本の暴挙を止められなかった。

教育ってなんなんだろう?
戦争がダメだということは皆、理解してる。
戦争はやっちゃダメだと、未来へ伝えるための努力はしている。

では、その暴挙が起こった時に、どう止めればいいのか?

声を大きくして世論を味方にすること?
とても時間がかかる手段だけれど、それしかないんだろうか。
結局、理解したことは、人として受け入れ難いことは、時間とともに廃れていくということ。
でも、その災いに巻き込まれた時、何をすれば良いのか?
残念ながら、答えは見つからなかった。

でもはっきりとしたことは、一人一人が考えて行動するしかないということ。
考えることを辞めた時点で、行動にはつながらないということ。
すぐに変わることはないのかもしれないけれど、考えて行動することを辞めないことなんだろう。

旅に出る理由は、旅に出ようと思った瞬間から何かを考え始めている。
そのきっかけ作りに過ぎないのかなと。


ほんと考える事が多くて、頭がとても疲れた旅だったです。

一刻も早く、ウクライナが平和になりますように。



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