サラリーマンって多分楽

小説家志望ですと自称する人との会話。

「今はサラリーマンだけど小説家になりたいんです」
「凄いですね、どんな小説を書かれてるんですか?」と僕。
「まだ書いてません。頼まれたら書こうと思ってます」と真顔で話す彼。


そういえば、会社でのこと
「企画の仕事をしたいんです」とある社員
「で?どんな企画したいの?」と僕
「仕事させてもらいながら、学んで考えます」とある社員。

サラリーマンって気楽でいいなと思ったという話。

でも、お金もらって学べるなんて場所は、会社ならではなので、その特権は生かせばいいと思う。


とあるシステム開発会社に、プログラミングをやったことがない人が、入ってくる。未経験可としているので、当然といえば当然かもしれない。この職種、経験から言うと、プログラミングって、誰もが適性がある職業ではないです。ある程度までは、確実に仕事はできます。でもそれは、誰かが作ったものの模倣の範囲の話。それでもついていけず挫折する人はいます。本気でプロのプログラマーになりたいって人は、クリエイティブな領域の仕事がしたいんだろうと思います。そんな仕事を、ほんとにやりたいなら、学生の頃に自分で試してると思うんです。巷にはプログラミングの情報なんて溢れてるし。衝動が抑えられずにやっちゃうと思う。まぁそういう人は、技術力の高い、それなりの会社を選んでいると思うけれど。
でも、とりあえずやりたいという人を寄せ集めて出来る技術の仕事ってなんなんでしょうね。

 教える現場が大変になって、かつ全体のレベルが落ちてくる変な図式になってることに気づけていないのもとても怖い。そんな緩い世界でも生き延びていけるんだから不思議な世界です。でもそんなところと一緒に仕事をしたいとは思わないのも事実。


時間って無限にあると錯覚するのは若い頃だけ。
小説家になりたいなら小説書いてみる。
プログラマーになりたいなら、コード書いて動かしてみる。
やりたいことが、あるなら、まずはやってみる。
カメラマンになりたいなら、写真撮ってみる。

簡単なことだけれど、写真撮らずに、写真が上手くなりたいんだと言う人、多い気がします。

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