なまけ者のさとり方

とある雑誌で俳優の石田ゆり子さんの愛読書として紹介されていた書籍です。
読み始めて不思議な感覚になりました。普段この系統の本を読まないからかもしれませんが、体がというか、頭の中が、ふわっと広がる感覚。スピリチュアルという系統になるらしいんですが、宗教チックな内容です。

・全ては平等である
・全ての生き物の基本的な営みは伸縮と拡張
・生き物の状態は「スペース」「エネルギー」「かたまり」で表せる

冒頭、こんな指摘から始まるので、頭の中はポカーンです。

文章やキーワードをきっかけに謎解きの答えが、自分の中でぼやっとみえてくる、そんなイメージ。何度か読み返すと、おそらく捉え方も変わってくるんじゃないかと思いました。
18歳の時に、この本と巡り会ってから、何度も読み返しているという石田ゆり子さんは、相当な意識高い系の方なんでしょうね。

誰かにとっての良本が、自分にとっての良本とは限らないけれど、これは何度も読み返したくなるという気持ちは、解ります。一度読んでみて、なんだかわからないけれど、理解できた時の自分は、ちょっと大人になれるんじゃないかという期待を抱かせてくれる気がしましたから。

ただ、まったく受け付けない人もいるんじゃないかな。
というか、そういう人の方が多い気がします。なんとなくですが。

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