撮られることが苦手

 最近、ほんとうに最近気が付いたこと。写真は撮ることは好きでも、写真を撮られることが苦手ということを。カメラを向けられると、表情がこわばっていくのが解ります。もうどうしようもないくらい、いつもそうなる。集合写真の時もそうで、少人数になると、もっとだめ。当然、コチコチの自分の写真を見たいとは思わないので、撮られた写真はほぼ見ない。先日の写真展に写真を展示した時も、いろんな人に写真を撮られました。どれもカチコチです、たぶん。

 でもセルフで撮ると、そんなことはない。

 何が違うんだろう?

基本的に人前で何かをすることは苦手です。でも仕事柄人前で話をする機会が多多く、慣れもあって今では普通に話せるし、突然振られても真っ白になることは無くなりました。要は慣れ。
 写真を撮られることが好きな人って自分に自信あるんだろうと思ってました。当然、慣れもあるんですが、一つ知った事があります。

 どんな時でも自然体でいれる人って、すごいんですが、基本、素なんです。
 その自然体にしてくれる空気を出す人っているんです。

 ピリピリの会議でも、一言で和ますような発言ができる人。空気が一変するのを何度も目撃しました。人を撮るカメラマンに求められる資質も同じですね。

「はい笑って」って言われても、ひきつった笑顔しか作れない私が言うんだから間違いない。自然体にしてくれるカメラマンっているんですよ。その方は「はい笑って」とは一切言わなかったです。普通に会話してました。その会話の流れから撮影が始まる。えっ? なるほどなぁと。
撮られてる間も、ずっと話し続けてました。

プロの仕事って感じですね。

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