司馬遼太郎記念館

本が読めてないと思った時に行く場所です。読まなきゃって義務感よりも読みたいって衝動が沸き起こる不思議な場所。とても心地いい時間が過ごせます。美術館のように絵や写真の作品があるわけではなく、安藤忠雄さん設計のコンクリート建築の空間の中に、地下から2階くらいの天井まで伸びる本棚が壁一面に据え付けられて。司馬遼太郎さんに関わる書籍がこれでもかって整然と収まってる。その空間にいるだけで圧倒された後にふわっと包み込まれる感覚が味わえます。本好きにはたまらない場所かもしれない。ビデオホールでは決まった時間に10分程度のビデオが上映され。司馬遼太郎さんが大作を書くくらいの労力を使ったとされる「21世紀に生きる君たちへ」が、ただただじっくり読める。ただそれだけですが、それで充分。

 もう何度も通ってますが、いいところですね。東京にある、いわさきちひろ美術館に似た印象があります。

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