マイクロフォーサーズの絶対的な弱みも好き

 マイクロフォーサーズ好きで、とてもメリットを感じ愛機にしているんですが、こればっかりは敵わないなと思うことがあります。よく言われてるボケの量とかではなくて、画像の階調度。ダイナミックレンジが狭いこと。そのため白トビと黒つぶれがしやすいこと。12ビットのRAWデータだから仕方ないかなと。1ピクセル上で表現できる色の数が12ビットだと4096色、14ビットだと16384色。圧倒的に14ビットの方が優位なんです。これRAWデータを現像する時に、とてもよく分かります。JPEGオンリーなら、気にならないレベルだとは思いますが、RAW現像すると、なかなか思うような階調にならないので、とても苦労します。しょうがないかなと割り切ってますし、そういう写真が必要な時は、14ビットRAWに対応するカメラを使えばいいと思ってます。A2以上で印刷が必要なポートレートとかは、フルサイズ使います。


 ただ、これも作品によるかなって思います。

 印象派の画家、モネの絵を想像してもらえれば分かりますが、モネの絵って近くで見ると、なんじゃこれです。でも遠目で見るとちゃんと絵になってる。僕は、絵画みたいに写真を撮りたいと思っているので、鑑賞サイズよりも拡大して仔細に見ることは想定しなくてもいいんじゃないかと。鑑賞する距離というのが作品にはあって、その距離でちゃんと見れればOKだと。そう思えた時に、すっきりしてカメラ選びに迷うこともなくなりました。 A2のサイズ以上にプリントしてみて額装して、作品をきちんと飾ってみて初めて理解できたことではあります。まず近づいて粗探しするような鑑賞方法はしない。そうモネの絵を思い出して、あっこれでいいんだって腹落ちしたというか。
 よく、このピクセルサイズはどの大きさのプリントまで大丈夫ですか?って質問を受けます。鑑賞距離が適切できあれば、1000万画素あれば、どこまででも大きく出来ますと答えてますが、これで肯く人は少ないです。僕もそうでしたから。でも僕の大きな写真を見せると納得してくれる方は多いです。


一度、気に入った写真を大きなサイズにプリントすることをお勧めします。あっ良いなって思えれば、そのカメラも作品も、もっと好きになれると思います。

みまつ ひろゆき

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