モネ睡蓮の時 京セラ美術館

モネです
もうなんも言うことない、モネです。
国立西洋美術館で見た巡回展ですが、こちらの方が見やすかったです。
なぜか、モネの絵見てると、動くんです。
じっーと見てると、ほら動いたって。
日本人が美術館で一枚の絵をみる時間って、数秒らしいです・・。
見てる人を観察してると、長くても10秒・・。
ほんともったいない。
一度やってみてほしいんです、数分、じっーと見る。
混んでる美術館では他人が見れないほど、近くに寄ると邪魔者でしかないので、遠目でじっと見る。そうすると周りの人も、ちゃんと避けてくれます。避けることなく目の前に陣取って視界に入る人もいますけど、そう言う人は、すぐにいなくなるので、そっとやり過ごす。
そうやってじっと見てる
そうするとね、動きます。
小学生がモネの睡蓮を見て、「蛙がいる」と言ったのは有名な話。
蛙は書かれていないんですが、そう見える。
その感覚、すんごい解ります。
じっと見ると絵が動く感覚に気づいてからは、モネの絵は、必ずそうします。
そういう意味で、モネの絵って楽しい。
それとねモネの絵は、自然光で見るともっといい。
日本のどこの美術館でも、モネの展示をすると、パリのオランジュリー美術館のオマージュみたいな部屋を必ずといっていいほど作ります。今回もそうでした。でも、だいぶ違う。オランジュリーの良いところは自然光たっぷりの場所で見れるから。それは現地でってことなんでしょう。ただ美術館は頑張ってます。だから、よしとしましょう。
今回もね、動いてました。
はい。