ペリリュー 楽園のゲルニカ
原作は漫画だそうです。
ペリリューという楽園のような島を舞台にした戦争アニメ。
可愛いタッチで描かれたキャラクターで戦争? どんなもんだろうと興味が湧いて鑑賞。
想像超えてました。びっくりするくらい悲惨な戦争の状況を描ききってます、あのキャラクターで。戦争の惨さは、見ていて気分が悪くなるほどでした。そんな中でも、仲間を想い、気を緩める時間を過ごす描写もあったり。実際も、こんな感じだったんだろうなと思えるのもこのキャラクーが効いてるんでしょうね。数年にも及ぶ戦いを生き抜いた若者達。その一端を知ることは出来たと思う。ただ仲間が簡単に亡くなってしまう生々しい戦争の日常は、想像を超えすぎて実感として受け止めにくかったのも確か。平和ボケしてるんでしょうね。原作に忠実なのか?は、解らないけれど、もっと細かな人間関係が描写されている気がして、原作も読んでみたいと思いました。
ウクライナやガザで起こっていることは、やはり対岸の火事として見てしまいます。台湾有事の件で圧力を強める中国との関係も、実感としてはそうかも。自衛隊機がレーダー照射されたと言われても、ピンとこない。でも戦争映画でよくみる敵機にロックオンされた状態で、コックピットがアラートが鳴り響く状態が30分も続いていたとしたら・・。そういう想像が浮かぶと、ぞっとします。それが引き金になって戦争が始まっていたかもしれないと想像すると、さらにぞっとします。
それでも平和ボケしてる身には、なかなか、戦争が起こることは自分ごととして捉えにくい。でも戦争が起こったらどうなるって、想像をしやすくする意味でも、こういう史実に沿った映画って貴重なんだと思います。
映画館で観てる人は、年配の方が多かった。
そこがね、残念ですね。
この映画を見た前日、官邸関係者が核を持つべきだという発言をしたとか。
抑止力としての発言だろうけれども、そんな発想になる世界では、この映画のような世界があることを自分ごととして想像出来ないんだろうね。ぜひとも、この映画を見せてあげてください。
