脳から見るミュージアム

アートは人を耕す
中野信子 熊澤弘 著

 脳科学者の中野信子さんと東京都藝術大学美術館准教授の熊澤さんの対談です。ミュージアムの歴史から時代毎に変遷するミュージアムの役割、アートの見方、最後にアートってなんなのか?。読み進むに連れてミュージアムとアートの接し方が、なんとなく解る。そんな書籍でした。
 学生の頃の美術の授業が、もうちょっと面白ければ違う人生歩んでただろうなと思うことは多いです。あの頃はアートや美術館が好きな人って、人種が違うイメージがあったし。アートに興味をもったのは30才過ぎてからで、アートって知的で感性をバシバシ刺激する、なんとも味わい深いモノだと認識する事が、あの頃は理解できなかったんでしょうね。いやはや恥ずかしい。
 この書籍を読んで、アートなんて解らんと思っていた若い頃の僕が読んだら、どんな感想を持つんだろうと考えてみた。この対談されている二人のことを宇宙人みたいに思ってるんじゃないかと想像します。だめじゃん・・・。この本は、アートに少なからず興味を持たれている方向けなんでしょうか? 違ってたらごめんなさい。

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