ヒトラーのための虐殺会議(映画)
アウシュビッツの大量虐殺が決定されたヴァンゼー会議。1942年1月20日行われたその会議の議事録をもとに作られた映画です。
その会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」
淡々とビジネスのように進められる会議。シナリオ通りに進めようとする手法は、どこの組織でもやってると思う。ただ内容は、ユダヤ人を虐殺するたこと。あまりにも残酷で衝撃的な内容です。
映画を見ながら、途中気持ち悪くなってしまった。
ユダヤ人の定義を議論する場面、混血はどうする?など、人道的な視点からと思いきや、単なるメンツ的な問題であることにもゾッとする。
ユダヤ人を虐殺することに、誰も反対をしない。権力への忖度でよくある光景にも映る。ただ話されている内容は・・・。
是非是非、多くの方に見て欲しい映画です。そして、この映画を見て議論して欲しい。
これをドイツ人が作ったことに、とても意義があると思いました。
日本にも残酷な歴史があります。その中でも、日本軍史上最悪の作戦といわれるインパール作戦。
ぜひ、この作戦を決めた、いきさつを映画化してほしいと、この映画を見終えて思ってしまった。