読書大全
世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学 200冊
大作ですね。
僕の読書の量は、年間70冊ほどでしょうか? 最後まで読了した本の数で、雑誌や斜め読みした本を入れるとその倍近くになると思います。 この書籍は、ビジネスリーダが読んでいるというキーワードですが、作者が読んでみて素晴らしかった本という側面もあります。 僕は仕事に行き詰まった30代に、片っ端からビジネス書や自己啓発本を読みました。その甲斐あって、それはそれは影響を受けた書籍にも多数巡り会えましたが、読むまでもなかったと思う本、あまりのくだらなさに途中で読むことを辞めた本も多くあります。それがベストセラーとして店頭に並べてあった本であってもです。もしかしたら、そちらの方が多かったかもしれません。 その頃に、この一冊があれば、どんなによかっただろう思いながら読んでました。
この「読書大全」で紹介された書籍は200冊。全部読むと僕のスピードだと軽く3年はかかる計算になります。いやサクッと読めるような本は一冊も無いので、倍の5、6年は、かかるかもしれません。読んだことのある書評を読んだところ、どれも的を得た書評でした。紹介されている書籍の書評から読みたい欲求が沸々と湧いてくるのも、書評が信頼出来るとわかったからでしょう。哲学や芸術関係に偏った今の読書スタイルを見直すいいきっかけにもなりました。
これは図書館で借りた本です。新しく購入して自宅に置いておきたいと思いました。それくらいよかった。
良書は読むたびに得ることが多いんです。前書きに、そんなことも書かれてます。冒頭の「はじめに」だけでも読んで見ることをお勧めします。
最近読んだ書籍紹介本の中では一押しです。