「中国共産党100年 赤い遺伝子の継承」を見て思ったこと

共産党一党支配が続く中国に関するNHKのドキュメンタリー番組を見ました。貧しい村人に兵士が恩義の御礼に自分たちの布団を半分にして分け与えた「半分の布団」。村人に世話になった兵士がお礼に渡すものがなく、手渡した「一枚の借用書」。それぞれの村の話を美談に仕立てあげ中国共産党の宣伝として活用。村は観光資源として増収を目論むというWIN-WINの図式。番組では対照的な村の状況を伝えています。
 この手の映像を見るといつもながら、声高に共産党を賛美する国民の姿は、異様に映ります。北朝鮮でも同様。ナチス政権の頃と何が違うんだろう?そんな不思議な思いにかられます。これは間違ってるとこちらからは見えるけれど、誰も変えられない。間違ってると思うのは、日本の資本主義の世界にどっぷり浸かっている日本人ならではの思想を持ってるからなんでしょうか。

幸せだと思う社会は人それぞれ、心の底から幸せだと思っているのであれば、それでいいと思う、でも、どうなんだろう?組織って怖いなぁとつくづく思う。国だけでなく、会社組織も同じこと。仕事上いろんな判断が必要になる。判断基準は複雑で、誰もが納得できる判断は少ないかもしれない。会社って変なところだなぁと思うのは、不条理なことがまかり通ること。中国共産党に対して、変だぞと思うのと同じように。使う側と使われる側という解りやすい力関係があるが故に。その不条理に巻き込まれる人がいかに多い事か。中間管理職と言われる立場の人は、ほとんどそうかもしれない。朝令暮改なんて日常茶飯事。そんな世界に浸かってると慣れてしまうんでしょう。そして考えなくなる。気楽に乗り切れることならば、そうやってやり過ごすことも才能かもしれない。ちゃんと世の中を知り、大切にしなければならない価値観を曲げてまで、従わなきゃならないなら、行動した方が良いのかもね。企業のプロパガンダに染められる前に、その世界から逃げることも含めて。

 もうひとつ余計なことを書くと、会社では、管理しやすいよう人の行動を枠にはめたがる。また個人の思考性や思想にレッテルを貼りたがる。あいつはこうだと・・。自分のこと自分ですらちゃんと解らないのにね。人はいろんな面を持ってることはみんな知ってるはず。でも、それを他人が決めちゃうんだから、びっくりします。だから人の評価なんて気にする必要はない。僕はそういう考えです。でも評価されると嬉しいし、されないと悲しいという感情は沸き起こります。人をマネージメントするという手段として評価項目があることは理解するけれど、それで誰もが納得する結果にはならないということは理解したほうがいい。企業なんて、どこもそんなもんだと思います。

じゃどうすれば良いのか? 

それは他所の世界を知ることなんだろうなと。こういうドキュメンタリー番組を見ることもそう、自分で体験することもそう、人と会話することもそう。知る事で自分の中に基準を作ることが出来て今置かれてる状況がどうなのか?と解ってくる。あとはそれを噛み砕いて咀嚼して受け止める。そしてどうしたいのか? そしてどう行動するのかって自分で決めること。

このドキュメンタリーを見て、色々と考えてしまいました。
写真をやってると、こういうことを深く考えるようになってる気がします。
自分が見たいようにしか見ない。
この怖さを知ってるから余計に。

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