ネットで簡単に手に入らない知識は貴重
ネットでなんでも手に入る時代だと言われます。調べたいキーワードで検索すると、わんさか情報が出てきて知った気になれます。が、これは結構的外れ。ニュースソースの類の新聞、週刊誌ですら購買層とスポンサーへの忖度、それに記者の主観というフィルターが入り、事実かどうかすら怪しい。さらにSNSでは、なんのチェックもなくダダ漏れで流される。情報の多くは裏どりがとても大変。
例えば、私のことを知りたいとして、「みまつひろゆき」で検索しても、表面的なことしかわからないと思う。というか全然無名過ぎて何も解らないと言った方が正しい。インターネットで手に入る情報は、まだまだまだまだ知り得ない情報の方が多く、手に入った情報の信憑性を探ることは難しいということ。
例えば、カメラマンの経験。プロカメラマンがどんな設定でどんな小道具を使って、どんなライティングをして、仕事をしているのか? お客さんの見つけ方や価格交渉の方法、作家であれば個展の事、写真集の作り方、などなど。ネットで検索しても僕が経験して既知の情報は、殆どないです。あったとしてもビタッと的を得るような情報を見つける事は至難の技。おそらく皆さんの専門分野をネット検索してみれば解るんじゃないかと思います。
だから、その専門分野で現役で活動されてる方の、ネットでは探しきれない知識は、とっても貴重であり、知りたいと思う方はお金を出してでも欲しいと思うんです。
小さなビジネスは、そんなところから始まるんだなと思う。
そんなことを飛行機の中で考えてました。